イベント・セミナー・勉強会のお知らせ


【開催趣旨及び概要】
北陸新幹線県内開業に向け福井県内の観光資源開発が喫緊の課題と言われて久しいが、先日開催された観光立国・タウンミーティングにおいても、課題は「福井のブランディング」と「新幹線効果を増すには福井県内に留めることなく近隣他県との連携が重要である」との指摘があった。残念ながら現状の福井県は観光地としての認知度は外国人観光客は言うまでもなく、日本国内においてもかなり低い。残り3年を切った北陸新幹線県内開業に向けて、福井のブランディングは如何にすべきか、近隣他県との連携をいかに推進するべきか、福井県民は一人一人が何を準備するか等を今一度本気で考える機会にいたしたくシンポジウムを開催することにいたしました。福井あすわ歴史道場としては福井の歴史遺産、特に「幕末」と「戦国」の歴史はそのストーリー性と史跡が豊富なことから観光資源として活用してブランディング化することを提言したい。
現在放送中のNHK 大河ドラマ「青天を衝け」においても幕末福井藩の松平春嶽や橋本左内が「徳川慶喜」に影響を与え、また幕末最大の悲劇といわれる「天狗党」が敦賀の地で終焉を迎えたことが描かれた。今も敦賀には斬首された武田耕雲斎等 353 名の天狗党の烈士達の墓が整備され、御霊が手厚く祀られているが福井県民の多くはその史実すら知らない。ドラマでは主人公の「渋沢栄一」がパリ万博から戻ると徳川幕府は消滅していたが、やがて明治新政府で活躍していくことになるが、大政奉還直後に坂本龍馬の推薦により初代大蔵大臣になり「太政官札」の発行を断行し、困窮を極め危機的な明治新政府を救ったのは由利公正(三岡八郎)であったことを忘れてはならない。 「戦国」の魅力については次回1010()に「観光立国・福井の歴史を活かすシンポジウム~戦国編~」をハピリンホールにて開催いたしますので是非ご期待下さい。

開催概要

開催日時 令和3821()
     開演13時 終演6
     受付開始12時~

会場   福井県県民ホール(アオッサ 8F)

参加申込 事前申込不要
     当日先着 定員300

参加費  1000
     高校生以下無料

第一部 基調講演
 演題「渋沢栄一と由利公正と天狗党」
 幕末福井・歴史の魅力を観光に活かす

福井あすわ歴史道場 会長 松下 敬一

第二部 講演・パネルディスカッション テーマ 「観光立国・福井のブランディングについて考える」

笹田 修司氏
西日本旅客鉄道株式会社 福井営業支店
(
)リクルート じゃらんリサーチセンターより出向

釼菱 英明氏
株式会社ケイズドア 観光交流コーディネーター
トラベルニュースまちづくり観光研究所
京都府観光連盟

 

コーディネーター
 福井あすわ歴史道場 松下敬一